石巻市・女川町 里帰り「吊るし雛♡」

手作りの吊るし雛♡


一つ一つが可愛い「吊るし雛♡」

ちよえさんに頂いた可愛い「吊るし雛」を載せよう。
吊るし雛には、一つ一つに沢山の願い事、
優しさが込められています。

東北被災地に訪問していて、
道の駅や個人宅でも「吊るし雛」を見るようになりました。

小物作りや花作り、お料理がお好きな在宅被災者でもあるちよえさん。
なんでも丁寧に心を込めて作ります。
不思議なヒマワリの種や、シソ味噌巻きなど、
色んな愛を頂いています。

「吊るし雛」は昔から作っていたけど、
8年前から作る思いは変わってきたそう。

当時12才の孫のみずほちゃんが「作りたい!」
ってことで一緒に材料を買いに行き
春休みにおばあちゃんと一緒に作るのを
楽しみにしていました。
一緒に作ることは叶いませんでした。

みずほちゃんは、あの大震災・大津波の時、
石巻市立大川小学校の校庭にいて津波にのまれました。
大川小学校では、児童(74人)と先生(10人)が
大津波の犠牲になりました。

みずほちゃんも選んだ吊るし雛の材料


みずほちゃんは、もうすぐ卒業という時…
あの震災の前の週に、たくさんの材料を買い込んできたとのこと。

ちよえさんは、この8年、時間ができると、
縁側などで「吊るし雛」を作っています。
動物や野菜など縁起物に型どった小さな生地を縫い、綿を詰めて、
一つ一つ丁寧に仕上げて行きます。

気分転換にもなるとのこと。
作りきった後も材料を購入し、
今も作り続けています。

祭壇の前の「吊るし雛♡」


伺う度に増えていたり、変わっていることに
気づいていました。
欲しい人にプレゼントしているとのこと。

話題になり、私も遠慮なく「いいなあ〜」
って言いました。
ちよえさんが「どれでも好きなの持って行って。
いいよ、どれでも選んで」って。
嬉しくて楽しんで選びました。

そしたら、三連の可愛いマリの飾りも一緒に下さって♫
言ってみるもんですねえ^_^;

私は、わかっています。
ちよえばあちゃんの作った「吊るし雛」は、
みずほちゃんの祭壇のあるお部屋に飾るのが
一番イイことを。

たくさんの吊るし雛と触れ合いながら、
キラキラ・イキイキ輝き可愛く揺れていますから。

私のためにちよえさんの愛情を分けて頂いたのです。
キラキラ・イキイキのお裾分け(*^_^*)

みずほちゃんは、当時、石巻市立大川小学校の6年生。
優しく気遣いのある女の子だったそう。
おばあちゃんが大好きでいつもそばにいました。

地区の子ども達はみずほちゃんが大好きで、
放課後はみずほちゃんのお部屋で遊んでたそうです。

地区の子どもたち、6人が犠牲になりました。
ちよえさんがおやつを用意してお世話したそうです。

被災以前の暮らしには戻れません。
少しでも落ち着いて穏やかに過ごされることを願いながら
今回の里帰りを終えました。

ご縁に感謝♡

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